High school
高等学校
教育内容
SSS(スーパースマートスクール)
■■■ スーパースマートスクール(SSS)とは …「アナログとデジタルの最適な共存」 ■■■
本校では平成28年度から、学校で行うさまざまな教育活動や事務のなかで、デジタル(ICT)が得意な分野はデジタルに任せ、人“ヒト”が行うべきことを教職員が担うことにより、学校教育の質の向上を図る取組をすすめています。
本校はこの取組をとおして、人“ヒト”(アナログ)とICT(デジタル)を効果的に組み合わせ、「スマートスクール(ICT機器を活用する学校)」を超えた「スーパースマートスクール(SSS)」を目指します。
一条高校SSSの特徴
BYOD(生徒が普段使用している携帯端末を学習に活用します)
メリット : 生徒が日常的に使用している端末ですので、操作に慣れています。
デメリット: 個々に異なる端末ですので、設定や操作方法もさまざまで、本人が操作に精通していない場合は、対応が難しくなります。(画一的な対応ができません。)
なお、令和2年度からは、全校生徒にノート型端末(Chromebook)を貸与し、BYOD(スマートフォンなど)とともに活用しています。
■■■ SSSのための環境 ■■■
◆校内WiFi
校舎内の59カ所に無線AP(アクセスポイント)を設置しており、ほぼすべての教室を網羅しています。
高いセキュリティーに守られたこのWiFiに、生徒は自分の端末を接続してインターネットを使用します。
◆教職員用タブレット
すべての常勤教員には、校務に使うデスクトップ端末に加え、タブレット端末(Microsoft Surface Pro)が1台ずつ貸与されています。校内ネットワーク上の共有フォルダの活用もすすみ、タブレットの特性を生かして教室等において機動的に使用しています。
◆貸出用端末
自分の端末を使用できない生徒や、外来者にも対応できるよう、貸出用の端末(iPod-touch)を準備しています。
◆プロジェクタ
すべての普通教室にプロジェクタを常設しており、教員用タブレットなどから校内WiFiを通じて映像を大画面で提示できることから、映像教材の効果的な活用がすすんでいます。
◆LMS(授業支援システム)
平成28年度から「C-Learning」(ネットマン社)を導入しています。授業においては、生徒の意見集約等が容易にできることを生かしたアクティブラーニングのツールとしての活用や、教材の共有・レポートの提出・小テストなどに使用しています。そのほか、保護者との連絡、各種アンケートをはじめ、教員間の資料や連絡事項の共有など、授業以外においても様々な場面で活用しています。
さらに、令和2年度からは、奈良県の国公立学校の生徒が同一ドメインによるGoogleアカウントを配付されており、本校においてもClassroomの活用をはじめ、Meetによる双方向授業やオンライン会議なども実践しています。また、「ロイロノート」の活用も進んでいます。
◆一条プログラミング倶楽部(IPC)
平成27年度末に図書館を改装した際、ICT機器を集約して活用するスペースをつくり、MacProをはじめとする高性能パソコン(PC)を設置しました。ここを拠点とするプログラミング倶楽部(IPC)は、外部指導者を招聘し、生徒に対するプログラミングやPCを使った映像・音楽の編集などの講座を開くとともに、教員のICT業務のサポートを行っています。