皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
10月になり、一気に秋らしくなりました。
「芸術の秋」ということで、書道をするのにも、とてもいい季節ですね!
これは、唐代政府の役人であった褚遂良という人が、皇帝太宗・高宗による撰文を書写したものです。
内容は仏の教えや悟りの道を求めて単身インドに赴いた玄奘(三蔵法師)の功績をたたえたもので、褚氏が書いたものを刻した碑文『雁塔聖教序』という作品の一部分です。
複雑な構造の字もあり集中力がとても重要ですが、時にはじっくりと臨書に取り組むのもいいものです。